技術と設備

曲げ加工(ベンダー加工)

曲げ加工のポイント

【動画】サーボベンダー

ポイント① 曲げ傷防止

曲げ加工は、板金を台に載せ、ヤゲン等の金型を押し当てることで行われるものです。この際、金型により製品表面に傷がついてしまうことがあります。

後に塗装工程を経るものや、構造材等として使われるものであれば特に問題ありませんが、医療機器や厨房機器等、清潔さの求められる製品にとっては、大きな問題となることがあります。

保護シートの活用

曲げ傷を防ぐために、金型が直接板金に触れないよう、保護シートがつけられた状態で曲げ加工を行っております。
精度面に影響が出ないよう、0.03mm程度の薄い保護シートを使用します。

ポイント② 角度出しの精度

板厚や材料、工程により差はありますが、部品材料を曲げても図面上の寸法が出ず、精度がでないことがあります。この影響は、アセンブリ段階で部品が合わないことや、最終製品の使用中にあらわれる欠陥に繋がるなど、無視できないものになります。

精度計算の徹底

このようなトラブルを防ぐため、角度出しについては材質や板厚、またその曲げ形状に応じて、その伸びやひずみ、応力をシミュレーションすることにより、加工の精度を高めています。

この精度出しの過程は職人の技術の成熟に拠る部分が大きく、この過程をいかにスピーディーに行うかが加工全体にかかる時間に大きく影響します。当社では、さまざまな難加工も手掛ける熟練した職人が作業にあたり、リードタイム短縮に大きく寄与しています。

曲げ加工(ベンダー加工)の流れ

SECC(ボンデ鋼板)通信機器ブラケットの多工程曲げです。


曲げ加工の各技術

R曲げについて

例えば試作であれば重視されるのはスピード、機械用部品などでは複雑な加工が必要、または量産が必要など、用途に応じた加工方法を提案させていただきます。

                    
ローラー ベンダー金型
メリット ・スピーディーな曲げが可能
・ムラなくきれいに仕上がる
・複雑で難しい加工に対応可能・量産に適している
・金型がある場合は、低コスト
・ムラなくきれいに仕上がる
デメリット ・大きさが限定される(25π~80π) ・他の方法と比較して加工時間がかかることがある・金型が無い場合、採算性はロットとの兼ね合いによる

段曲げについて

精度の要求される段曲げ加工。窓(穴)部分に曲げが発生する場合、窓穴部分の広がりや、窓横部分の高さ等の精度に問題が発生することがあります。段曲げの段数が増える程、歩留まりは低下しがちになります。

精度を保つ加工手順の工夫

この問題を解決するため、窓穴部分のある材料について、段曲げ前の段階では、スミは残して窓を開けた状態にします。そこから、完全に抜く前に段曲げを施し、曲げ工程後に完全に窓を抜きます。こうすることで、窓穴の横部分の高さ等の精度を保つことが可能となります。

精度の要求される加工にも対応できるよう、工程も日々改善しております。

微細曲げについて

写真は、医療機器備品の先端の微細曲げをプレス加工しています。精度のバラつきなく安定供給が可能です。

  • 材質:SUS304 2B
  • 板厚:1.0t
  • サイズ:120×20mm
  • 公差:±0.2
  • ロット:500個

薄板・ばね用ステンレス鋼などの精密板金も行っております。

技術別詳細

ステンレス・鉄・アルミ
の精密板金加工
50~1,000個の中ロット
生産はお任せください!

(営業時間内のお問合せは即日対応、
見積は即確認いたします)

お電話でのお問合せは
平日9:00〜17:00までと
なっております。