技術と設備

バーリング加工

バーリング加工とは、板材にパンチングで穴を開け、その穴の周囲に立ち上がり(フランジ)をつける加工のことです。フランジ加工とも呼ばれます。薄板の場合、穴を開けただけではネジ山を確保できません。バーリング加工によりネジ穴の深さが増し、はめ込みが強固になります。
バーリング加工をしない場合、ネジ留めのためプレスナット圧入でネジ止め分の高さを作るなどの方法がありますが、プレスナットを1個使用することで部品コストが高くなってしまいます。部品を減らすことでコスト削減、品質の安定化につながります。

バーリング加工(タップなし)

画像は下穴4.5のバーリングです。下穴があればネジ自身でネジ立てができるタッピングネジを使われる場合は、タップなしで加工させていただきます。

バーリング加工(タップあり)

板に凸、凹の穴を開け、ネジが入るらせん状の筋を作る加工がバーリングタップです。M3、M4、M5、M6のタップの種類があり、それぞれ上向き下向きの加工がタレパンで可能です。手加工と違いプログラムで加工指示を出すのでタップの加工漏れも無く、低コストにて供給いたします。

タップ加工が必要な場合、タップのご指示を明確にご指示いただけますと助かります。その際、「M3バーリング、タップ加工、細目(紙面表側方向突き出し)」などとご指示いただければ間違いありません。

保有金型

下向き M3 M4 M5
上向き M4 M4 M5

ステンレス・鉄・アルミ
の精密板金加工
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